LD測定法
JSCC標準化対応法(LD-LP)
ジエタノールアミン(DEA)緩衝液を使用。IFCC標準化対応法(LD-IF)
N-メチル-D-グルカミン(NMG)緩衝液を使用。測定意義
また、血中の活性レベルが障害の程度を示すため、重篤度を判定することができます。同じように細胞障害の際に血中に逸脱するASTとの割合から、障害された細胞を推定することができます。
個人の基準範囲、生理的変動幅を考慮して上昇していると判断した場合、何らかの異常があると考えられます。同じ病態による場合、活性値が高ければ高いほど細胞障害の範囲は広いと考えられ、あるいはほかの病態の合併が疑われます。
高値) | 血液疾患、心筋・筋疾患、肝疾患、各種がん など |
低値) | 遺伝子異常、阻害因子、薬剤の投与 など |
参考基準範囲
JSCC標準化対応法(LD-LP)
血清:98~221U/L(社内データ 860例より臼井法にて算出)
IFCC標準化対応法(LD-IF)
血清:124~222U/L(JCCLS共用基準範囲より引用)