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ADA アデノシンデアミナーゼ

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測定法

AD-L 酵素法(PNP-XOD-POD系)


 血清中のアデノシンデアミナーゼ(ADA)はアデノシンを基質として、イノシンとアンモニアを生成する反応を触媒する酵素です。生成したイノシンはプリンヌクレオシドホスホリラーゼ(PNP),キサンチンオキシダーゼ(XOD)の作用により過酸化水素(H2O2)を生成します。この過酸化水素はペルオキシダーゼ(POD)によって4-アミノアンチピリン(4-AA)とN-エチル-N-(2-ヒドロキシ-3-スルホプロピル)-m-トルイジンナトリウム(EHSPT)を酸化縮合し、キノン色素を形成します。このキノン色素の生成に伴う吸光度の増加速度を測定することによりADA活性値を求めます。
 なお、血清中のヒポキサンチン及びキサンチンはXOD,カタラーゼの作用により第一試液(R-I)中で無発色消去されます。


AD-RN 酵素法(GLDH-UV系)


 血清中のアデノシンデアミナーゼ(ADA)はアデノシンを加水分解してイノシンとアンモニア(NH3)を生成します。このNH3は補酵素β-ニコチン酸アミドアデニンジヌクレオチドリン酸還元型(β-NADPH)の存在下でグルタミン酸脱水素酵素(GLDH)の作用によりα-ケトグルタル酸(α-KG)と反応してL-グルタミン酸を生じます。このとき、β‐NADPHは酸化されてβ‐ニコチン酸アミドアデニンジヌクレオチドリン酸酸化型(β‐NADP+)となりますので、β-NADPHの減少に伴う吸光度の減少速度を測定することによりADA活性値を求めます。

測定意義

 ADA(アデノシンデアミナーゼ)はアデノシンをイノシンとアンモニアに加水分解する酵素で、生体各組織に広く分布し、胸腺、脾、口蓋扁桃、リンパ節に最も活性が高く、次いで肝、肺、膵などとされています。血中ADAの増加は腫瘍細胞の増殖と破壊、感染症や免疫炎症性疾患における単球・マクロファージまたはリンパ球の活性化とアポトーシス、そのほかの組織傷害における細胞破壊を反映します。
 肝胆道系疾患、造血器腫瘍、伝染性単核症、癌、結核の鑑別診断に用いられます。

                     
ADA高値) 慢性肝炎、急性肝炎、悪性腫瘍、感染症(結核)、アルコール性肝障害、肝硬変、伝染性単核球症、肝癌、白血病 など
ADA低値) ADA欠損症 など
                    
参考基準範囲
 
血清  4.8~23.1U/L (AD-L)
(社内データ 498例による)