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UA 尿酸

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各試薬の違い

UA

測定法

セロテックのUAは酵素法(ウリカーゼ-POD法)

検体中の尿酸がウリカーゼの作用によって酸化分解されると過酸化水素(H2O2)が生じます。H2O2にペルオキシダーゼ(POD)が作用すると4-アミノアンチピリン(4-AA)と発色剤で酸化縮合しますので、生じるキノン色素を比色測定することにより尿酸濃度を求めます。

測定意義

動植物すべては細胞からできています。 細胞中のDNAを構成するプリン塩基「アデニンとグアニン」(プリン体)が代謝され尿酸となります。体の細胞が寿命を迎えた時や壊れた時、食事から細胞を摂取した時にプリン体が代謝されて尿酸となり尿中に排泄されます。尿から排泄されなかった場合や、プリン体を過剰に摂取し尿酸産生が過剰になった場合などで、血中に尿酸がたまった状態を高尿酸血症と言います。逆に、尿から過剰に排出された場合や、尿酸産生が低下した場合には低尿酸血症と言います。
上昇) 高尿酸血症、痛風、慢性腎不全、悪性リンパ腫 等
低下) 遺伝性低尿酸血症、尿酸低下薬の過剰投与、糖尿病 等
参考基準範囲
血清 男性) 2.5~6.8mg/dL
女性) 2.2~5.7mg/dL
(日本医師会 臨床検査指針,改訂第5版,p693,1988.)
7.0mg/dL以上を高尿酸血症と定義 (加賀美 年秀,プリン・ピリミジン代謝,20:162,1996.)
尿 0.4~1.0 g/day
(日本医師会 臨床検査指針,改訂第5版,p.693,1988.)