カンジダ菌はみずむし菌と同じ真菌の仲間ですが、みずむし菌と違って健康な人でも持っている常在菌です。カンジダ菌はカゼやストレスで体の抵抗力が落ちた時に増えてカンジダ症を引き起こします。
カンジダ菌は膣の中や口の中、ヒフなど全身に存在しています。増える場所によって、膣カンジダ症や口腔カンジダ症、ヒフカンジダ症と名前が異なります。
カンジダ菌には160種類もの仲間がいると言われています。そのうちの7種類が人に悪さをすると言われています。 膣カンジダ症のほとんどがカンジダアルビカンスという菌が原因で、この菌の場合はくすりをきちんと使用すると治りますが、稀にカンジダグラブラータという菌が原因の場合もあります。カンジダグラブラータはカンジダアルビカンスに比べるとくすりが効きにくく、治りにくいため再発することがあります。
この培地を使用すると、カンジダアルビカンスとカンジダグラブラータを見分けることができるので、治療がスムーズに行えます。